2020年卒業個体

2020年に何らかの理由(野生復帰、死亡等)で当グループを卒業した個体の情報です。


イソヒヨドリ1号

【救護Drへ返却】2020年12月 

救護年月:2020年10月 受入年月:2020年11月

救護理由:衝突or交通事故

経過:頭部打撲、顔面浮腫状態で、左旋回していたが、それらは回復。しかし頭部打撲の影響で飛翔できないとのことで、リハビリを実施し1ヶ月経過観察したが、回復の傾向がなく、救護Drの元へ戻すことになった。



アカショウビン1号

【死亡】2020年11月 救護年月:2020年9月

救護理由:翼損傷

経過:翼の骨が露出し乾燥、ひどいないしゅっけるのある状態で保護。骨折をつなぎ翼を修復する手術を受けたが、野生復帰できる状態にはならず、飼養中に死亡した。



フクロウ5号

【死亡】2020年11月 救護年月:2020年7月

救護理由:翼骨折

経過:当初衰弱として受け入れたが、再診の結果、翼に2か所の骨折を発見。骨折治療を行い、現在翼を伸ばすリハビリを行っていたが、おそらく誤嚥の為死亡した。



ウミネコ1号(ミネコ)

【野生復帰】2020年10月 救護・受入年月:2019年9月

救護理由:翼外傷、炎症

経過:翼の固定により治療。固定後、強度の硬縮が見られたため、進展運動などのリハビリ実施。リハビリ完了後、しばらく施設内で放し飼い状態にしていたが、自ら飛び立ち野生復帰となった。カラーリングと発信機にて追跡調査中。



カルガモ4~11号

【野生復帰】2020年9月 救護・受入年月:2020年7月

救護理由:迷子

経過:水路から出られなくなり親からはぐれたヒナを救護。数日親を待つが戻ってこなかったため人工育雛し、羽が生えそろったところで放鳥とした。カラーリングを装着し、追跡調査中。



ハヤブサ3号(チビ太)

【野生復帰】2020年9月 救護・受入年月:2020年8月

救護理由:おそらく打撲など

経過:飛べないとのことで保護され、当グループに県より依頼あり。保護後に体調不良や羽の破損があったが、体調回復後に飛翔を確認できたことから、保護場所にて放鳥。カラーリングと発信機にて追跡調査中。

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ハヤブサ3号_保護記録①.pdf
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ハヤブサ3号_保護記録②.pdf
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カルガモ3号

【野生復帰】2020年8月 救護・受入年月:2020年5月

救護理由:側溝から出られなくなり、親とはぐれたため

経過:人工育雛し、本来の親離れの頃に野生復帰とした。カラーリングを装着し、目撃情報募集中

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カルガモ3号_救護記録.pdf
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カルガモ3号_野生復帰記録.pdf
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トビ12号

【野生復帰】2020年2月 救護・受入年月:2019年12月

救護理由:交通事故による翼骨折

経過:インピング固定による骨折治療の後、ラインフライト訓練を施し、野生復帰となった。カラーリングと発信機を装着し、野生復帰後、約40日間追跡し、無事に生き延びていることを確認。

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トビ12号_記録.pdf
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トビ9号

【野生復帰】2020年2月 救護年月:2019年5月 受入年月:2019年5月

救護理由:靭帯損傷他

経過:固定による治療の後、進展運動等のリハビリを実施。4mケージで飛行訓練中、掃除の際に脱走。そのまま野生復帰となった。

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トビ9号_記録.pdf
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アオバト1号

【野生復帰不能】 2020年1月

救護年月:2019年11月 受入年月:2019年11月

救護理由:翼外傷、顎破損

経過:翼外傷は治癒するも羽ばたけず。顎も固定されたが咬合不全。食欲廃絶。動物病院での治療を終え、受入。羽ばたき運動などリハビリを実施するも改善せず、当グループで再診したところ、烏口骨の骨折等が発覚し、野生復帰不可能と判断した。